ギャラリーピリカ&アートスクール
はじめまして、
ギャラリーピリカ&アートスクールの代表 松原美那子と申します。
私は、10年以上にわたり、絵画、造形教室やワークショップを中心にデッサンの指導や美術教育に携わる活動を行ってきました。
メディア掲載実績
スマップの中居正広さんのミになる図書館
「美デッサン大辞典」にデッサンインストラクターとして出演しています。
主な経歴
2000年 武蔵野美術大学卒業 中学高等学校美術工芸教員免許取得し、
ギャラリーピリカ&アートスクールを設立。
海外交流展を通し、アートと社会を繋ぐ活動が注目され、
朝日新聞、JCOM等から取材を受ける。
2007年 外資系大手IT企業の社員研修に携わる。
「イメージを表現する」、「絵で目標を描く」などの 社員トレーニングに関わる。
2008年 創作活動を再開、美術館での日本画講師・デッサン講師も努める。
2010年 様々な業種のクリエイターのデッサン力向上と交流を 目的とし、
SNSを活用したクリエイター向けのデッサン教室を立ち上げる。
クリエイター向けデッサン教室は、毎回、満員御礼となる。 現在も不定期で開催中。
絵を描くのが苦手な方は、 「美術的センスがないと絵は描けない」 と思い込んでいる方が多いのですが 「描くチカラ」という能力は、 誰でも身につけることができます。
例えば、ある程度、字が書けるようになるのに、センスが必要だと思いますか?
書き順や書き方をしっかりと習得すれば、字は書けるようになります。
絵を描くこともまったく同じなのです。
モチーフが違うと、描き方が違う、どう描けばいいのかわからないと
思われがちですが、 どんなモチーフであっても、「描き方」は全て同じなのです。
デッサンの話なのに、「右脳」という言葉がでてきて、
びっくりされた方も多いと思います。
ここ最近では、 任天堂のDSでも右脳を活性化するゲームが沢山でており、 右脳を鍛えることは、 能力を上げる事に繋がるということは、 世の中に認知されていると思います。
しかしながら、不思議な事に、 絵を描く上でも「右脳が重要である」ということは、 あまり知られていません。
実は、「右脳」と「描くチカラ」は、とても大事な関係があるのです。
人の脳には左脳と右脳があるということはご存じだと思います。
一般的に「左脳」は、話す、書く、聞くなどを判断し、 数学の計算や論理的に考えたりする役割を担います。
そして、「右脳」はものごとを直感的にとらえると言われていて、 図形認知、音楽、ひらめきや発明する能力と関係がある 芸術脳(絵を描く脳)と言われています。
アインシュタイン、レオナルド・ダ・ビンチ、モーツァルト、
他にも・・・アイザック・ニュートン、チャールズ・ダーウィン、 トーマス・エジソン、
ビル・ゲイツ、バッハ、 ベートーベンなど
彼ら、偉大な芸術家、発明家に共通しているのは・・・
「左利き」で、右脳の能力がずば抜けていたということです。
1970年には、ベティ・エドワードという方が、 左脳と右脳の機能分担を表現の世界に応用し、
「言語による左脳の作用を抑制しつつ、 右脳で絵を描けばだれでも描ける」 ということを提唱し、大きな反響を呼びました。
このように、実は、「描く」ということは、 右脳の働きが大きく影響しているため、 右脳の視覚的な感覚思考を刺激することが、イメージ力、絵を描くチカラがアップすることに繋がるのです。
ですが、残念なことに・・・ 現代社会は、論理的、暗記、計算など、 意識をしなくても、左脳を活性化させることは沢山ありますが、右脳を活性化させることはあまりありません。
右脳を活性化するには、意識して行う必要があります。
私は、「描くチカラ」を身につけるには、 左脳と右脳を両方鍛えるべきだと考えていますので、 このビジネスデッサン&スケッチ術では、「日常生活で簡単に出来る右脳トレーニング」も取り入れています。
このトレーニングにより、右脳を活性化させ、 描く技術の他に、 創造力、ひらめきなど、 総合的なチカラを身につけ、磨いて行くことに 繋げていくことができます。
「デッサン力を身に付けたい」という方は、
それぞれの分野で、ご自身のアイディアやイメージを表現されることが
最終的な目標なのだと思います。
そのためにも、まずは基礎力を身につけるという意味で、
まずは、いろいろな物を描きながら、何でも描ける基礎力を身につけることが
大事だと思います。
「りんご」、「バナナ」を描きたいのではなくて、
自分は、「これを描きたいんだ!」というお気持ちはわかりますが・・・
描ける技術を身に付けた先に、もっと自由な世界があるのです。
まだ見ぬ、自分の表現の世界を見るべく、
基礎となるデッサン力を身に付けていただけたらと思っております。
デッサンの上達に限ったことではありませんが、
何事も上達するために一番最初にしなくてはいけない事があります。
それは、今の自分の立ち位置を知るという事です。
例えば、まったく泳げない方が、泳げるようになりたいからといって、
いきなり早く泳げるようになるための泳法を学んでも意味がありません。
まずは、顔をつけることから、身体が浮くことから、はじめるはずです。
デッサンの上達も同じです。
今のあなたの力量をしっかりと理解し、
あなたが上達するためのアドバイスを受けることが一番の近道になるのです。
そこで、ビジネスデッサン&スケッチ術では、
短期間で上達していただくために「基礎添削」と「自由添削」の2種類を用意しています。
まず最初は、この基礎添削を受けることにより、あなたのデッサン力の
「短所と長所」をしっかりと理解してください。
例えば、 形は丁寧に観察出来ているのだけど、
絵としてもう少し迫力を出したいと思った時、
より迫力のある絵にするにはどうしたら良いのか?
という疑問が出てきたとします。
この場合、モノクロのデッサンは、陰影をしっかりと付けるだけでも、
立体感がより感じられるようになり「強い絵」になります。
従って、「陰影部分にしっかりと色を付けることで、より迫力のある絵」
に仕上げることができるのです。
実際に作品を拝見することで、 あなたの長所と短所が見えてきます。
あなたの長所と短所を知り、あなたが上達するために必要なアドバイスを受けてください。
そして、基礎添削でレベルアップした後は、自由添削で、
あなたが本来、描きたいと思っているモチーフにチャレンジしてみてください。
多くの方が、とにかく描いて、描いて、描きまくれば上達する・・・と思っていませんか?
当然ながら、モチーフには、描きやすいモチーフと描きにくいモチーフが有ります。
「どうしても上手く描けません」という受講生の作品を見せていただくと・・・
素人目には判断が難しいのですが・・・
とても表現が難しいモチーフを選ばれている事が多いです。
ある程度の基礎力が身につくまでは、
「立体が表現しやすいモチーフ」
「陰影が表現しやすいモチーフ」
「形が取りやすいモチーフ」
などから練習を行い、徐々にモチーフのレベルをあげていくことで、
気が付かないうちに、デッサン力を身につけることが出来ます。
ビジネスデッサン&スケッチ術では、
厳選した「デッサン力が身につくモチーフ」をご用意しています。
写真モチーフと実物モチーフはどちらもそれぞれ利点があります。
実物モチーフの場合、3次元(3D)のものを紙の平面(2D)に置きかえると言う点で、
脳内で、この変換作業が必要となります。
写真モチーフの場合は3Dのものを2Dに置き換えたものですので、
写真(2D)⇒紙(2D)と、そのまま描き写すことになりますので、
脳内での変換作業が不要となり、 比較的、形を取ったりするのが楽になります。
また、動くモチーフに関しては、 動かずに描けるので、描き易さもあると思います。
風景画なども、その場所で長時間描くことが出来ない場合などには、
写真に収めて、別の場所で描く事も出来ますし、とても便利だと思います。
ただ、一点注意して頂きたいのが、絵に置き換えた際に、しっかりと立体を意識していないと、
絵まで平面的なものになってしまう場合があるということです。
従って、紙の上でいかに立体的(3D)を意識して表現出来るかということが、
必要になってくる為、今後は脳内で2D⇒3Dへの変換作業が必要になって来ます。
デッサンの場合、紙の上でどれだけ自然(3D)に見えるかと言う事が重要になります。
ただ、やはり写真モチーフばかりを描いている方には、
一度でも良いので実際に目の前にモチーフを置いて
描く事も試してみることをオススメしています。
実際に手に持って触れるということで、立体感、距離感、そこに流れる空気感など、
肌で感じることが出来るものもありますので、違った感覚を得ることができると思います。
ビジネスデッサン&スケッチ術では、写真モチーフしかご用意していませんが、
厳選した写真モチーフを描いた後に、実物のモチーフも描いていただき、
両方の作品を添削アドバイスを見せていただくことで、
よりデッサン力を身につけるためのアドバイスをさせていただくことができます。
さらに!